Dr.エンドーのガッテン講座

講座その9:大豆の効果(2)大豆の栄養価-アミノ酸とカルシウム

大豆講座の第一回では、大豆が牛肉に匹敵するくらいのタンパク質を造りだすしくみについてお話ししました。
タンパク質の元になるアミノ酸の不可欠な材料が、空気中の窒素だということは大変意味深いことです。
バランスが取れたアミノ酸からなる食べ物は、からだの日々のリフォームに欠かせないものですから。

からだのリフォームとしての食材

「悪徳リフォーム屋」にだまされないためにも、あなたまかせにしない「食の常識」を養うことこそ、わたしたちの病気予防の「転ばぬ先の杖」となるわけです。
そして、それがとりもなおさず生活習慣病を避ける戦略であり、健康長寿を得る戦略である「食-医同源」なのです。
これは筆者の造語ですが、単なる駄洒落ではなく、筆者積年のおもうところの集大成ともいえる基本理念です。
まさに都城市のスローガンである「ウェルネス都市」の理念と「軌を一」にする考え方ではないでしょうか。

それにしましても、わたしたちは最近さまざまに起こる食の不可思議なできごとに警戒しています。
日本が飽食という環境にありながら、今日ほどわたしたちが過敏になって食べ物や食材の安心、安全さに高い関心を持たざるをえないといった困った状況にあります。
多くの人々はできるだけ国内で生産される信用できる農業生産品の中でより品質の高い食材を探そうとしています。
そして、かなりの犠牲を払ってまでしてもよりよいものを求めようとする傾向を認めます。
これはまさに「善良で親身なリフォーム業者」を求めているわけですから、理にかなった行動にほかなりません。

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