Dr.エンドーのガッテン講座

講座その9:大豆の効果(2)大豆の栄養価-アミノ酸とカルシウム

大豆アミノ酸

先ほどの食品成分表にはアミノ酸の内訳もくわしく示されています。
これもお示ししたいのですが、大変複雑な表になってしまってわき道にそれてしまいそうです。
おおよそのことをまとめておきましょう。アミノ酸は約20種類あり、そのなかにはからだでつくられにくいものとそうでないものとがあります。前者は10種類あって「必須アミノ酸」とよばれており、リフォームのために毎日必ずからだにとり入れる必要があるものです。
大豆は肉類とほぼ同等あるいはそれ以上の重要なアミノ酸を含んでいます。
特に重要なトリプトファンは約2倍含んでいますし、チロジンも大豆に多く含まれています。

これらの重要なアミノ酸はからだに入ってからリフォーム材料になるほかに、さまざまな道筋をたどりながら重要な働きをする物質にかわっていきます。
特に精神活動やホルモンの欠かせない材料になったりします。こうした重要なアミノ酸の不足は知らずしらずにおこってきます。
便利な食環境は、ついかたよった食事や調理済みの食事へと流されていく要因となりましょう。
自分自身で食材を吟味して買い、料理を楽しむような食事をあえて心がけていかないと、食に限らずあなたまかせの流儀が身に染み付いてしまいがちです。
最近のはやりのことばですと、「スローフォード」となりましょうか。
次にカルシウムのことにすこし触れながら、熟年女性に最もかかわりの深い植物エストロゲンについての次回講座へと進めて行く予定です。

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