医療体験キッズセミナーを開催しました
昨年に引き続き、医師の仕事を青少年に実体験することでより良く理解してもらうとともに、医療への関心を高め、将来の自身の進路を選択する際の一助となるよう「医療体験キッズセミナー」を開催しました。
近隣の中学校9校から30名の中学生が参加され、初めて手にする手術用の医療器具に瞳を輝かせて体験に取り組んでいました。


開催日時
- 日 時 : 2016年4月29日(金・祝)10:00 ~ 15:00
- 場 所 : 藤元総合病院 手術室他
- 参加者 : 都城市周辺の中学生30名
プログラム
- 10:00 ~ 10:30
- 開会式・医師講演・アクティビティー紹介
- 10:30 ~ 13:00
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外科手術体験
- 糸結び体験
- AED及びBLS体験
- エネルギーデバイス体験
- 自動縫合器体験
- ラパロ体験(鉗子操作)
手術に欠かせない縫合した糸の結び方の体験です。
救命処置の体験です。
胸骨圧迫と人工呼吸からなる心肺蘇生法やAEDを使用した救命処置で、呼吸や心臓が止まっていると見られる人の救命へのチャンスを維持するための方法を体験してもらいました。(BLS:Basic Life Support)エネルギーデバイス(血管の止血や組織の切開・剥離を行う処置具)を使用して手術の雰囲気を体験してもらいました。
針と糸を使って手で患部を縫合するのではなく、特殊なホッチキスのような器具で縫合する方法の体験です。
腹腔鏡手術などで使う鉗子操作の体験です。
タイムトライアル形式でのチャレンジもあり、皆さんとても楽しそうに、そして真摯に鉗子を操っていました。 - 12:25 ~ 13:00
- 昼食(生徒さんと医療従事者との交流)
- 14:05 ~ 14:30
- 院内見学
- 14:45 ~ 15:00
- ラパロ体験タイムトライアル上位3名表彰・修了証書授与式・閉会式