診療センター・診療科のご案内

整形外科

  • 基本情報
  • スタッフ紹介
  • 外来担当医師

当科の特徴

整形外科では、骨・関節・筋腱・靭帯・脊椎・脊髄・末梢神経などの運動器の疾患と外傷を中心に広く整形外科一般の疾患の診療を行っております。
特にスポーツ外傷・障害に関しては関節鏡視下手術・アスレチックリハビリテーションでの早期スポーツ復帰をめざしております。

人工関節について
人工関節とは、金属やセラミックポリエチレンなどでできた関節の事です。痛みの原因となっている悪い関節の表面を取り除き人工関節を置換することで、『痛みを取る』効果が期待されます。その効果によって、制限されていた関節の動きを取り戻すことや他の関節への負担を軽くすることができ、活動することで下肢の筋力がついてくることが期待できます。

どのような方が対象ですか?
変形性膝関節症、関節リウマチ、骨粗鬆症など、関節の痛みや動きが悪いために日常生活の動作に障害がある方です。スポーツなどで、痛みがある方も適用となります。内服薬、装具、筋力維持などを行っても痛みや症状が十分に軽減しない場合に、人工関節手術を検討することになります。

当院ではどのような人工関節置換術を行っていますか?
当院では、患者さまのデータを3D化して患者さまに合った骨切プレートをオーダーメイドで作成し手術を行っております。オーダーメイドのプレートを使用して手術を行うことで、通常の人工関節置換術手術より誤差やズレが少なく、より正確な手術が行えます。
膝の痛みや変形性膝関節症がある方、症状が緩和されない方は1度、人工関節のお話を聞きに来られませんか?痛みが軽減できて「痛みが緩和」された生活が取り戻せますよ。

スポーツ整形外来について
スポーツで負ったけがの治療は、一般整形外科とは異なり、やや特殊です。そのため、この分野に関する知識と経験が豊富な整形外科医にお任せください。当院では「日本体育協会公認スポーツドクター」の資格を持ったドクターが診療にあたります。また、宮崎県体育協会認定アスレティックトレーナーの理学療法士も在籍しております。
スポーツ外来では1回の接触で受傷する「スポーツ外傷(捻挫、靭帯損傷、脱臼、骨折)」とスポーツ中の繰り返し動作でのストレスによって生じる「スポーツ障害(野球肘・肩、テニス肘、ジャンパー肘、ゴルフ肘)」が対象となります。

当院で受け入れている対象スポーツ選手は野球、サッカー、バスケット、ハンドボール、ダンス、カヌー、キックボクシング、など様々です。実業団や趣味のミニバレーなどの選手の方も来られております。
その選手の方を、スポーツ専門医の診察で保存的治療(薬・注射・リハビリなど)を行います。

診察の際はいつ頃から競技復帰できるかなどをアドバイスし、患者さまが「この日の試合に出たい」といった希望があればそれに合わせリハビリや治療内容を提案していきます。また、膝十字靭帯損傷の患者さま対しては、あらかじめ復帰に向けて計画されているプロトコールでの手術を提案し、手術後の状態に合わせてリハビリを行います。
リハビリでは、アスレティックトレーナーがスポーツドクターからの処方せんをもとに実際に患者さまに触れて治療します。
具体的には、小・中・高と各世代にあったプランを考え、原因となる患部に電気や超音波等を使用して物理的な治療やテーピング、マッサージを行います。また、正しい動きを取り戻すために、自分の体に合った自重トレーニング(ストレッチ、スクワット等)や動作の確認を行い、患者さまからの違和感や感覚の違いといった声に的確にアドバイスしております。実際に患者さまには経過を視覚で感じ取れるように、治療前と治療中・治療後の動作を動画で撮影し、スタッフと一緒に確認、成果を共感できるよう努めています。
そこでの経過をスポーツドクターへ報告し徐々にステップアップして次の治療へと移行します。経過として、痛みが緩和され、競技復帰へ導かれ、再発の予防へと繋がっていきます。

また、2.0気圧での高気圧酸素治療を行っております。
大気圧より高い気圧(高気圧環境)の中で酸素を吸う事により血中の酸素量を増加させて酸素不足を改善し体の負担軽減を図るものです。
通常の生活で取り込んでいる酸素量に対して、10~20倍の酸素を取り込むことができ、体内の末端まで行き渡り低酸素状態が改善され怪我の修復効果が促進されます。
当院では予防医学や早期回復を重視し、患者さまが試合などで最高のパフォーマンスを出し切れるように、皆さまの「笑顔」のために、私たちがサポートします。

主な治療対象

関節外科

変性疾患
  • 変形性関節症(股関節・膝関節・足関節・肘関節など)
  • 関節リウマチ
  • 肩関節周囲炎・各種腱鞘炎
外傷
  • 肩関節(反復性肩関節脱臼・肩鎖関節脱臼・ 肩腱板損傷など)
  • 膝関節(靭帯断裂・半月板断裂・骨軟骨骨折など)
  • その他四肢・骨盤骨折や腱断裂
成長期特有のスポ-ツ障害
  • 離断性骨軟骨炎・野球肘・二分膝蓋骨・有痛性外脛骨障害など
神経疾患
  • 手根管・肘部管症候群など

脊椎疾患

  • 変形性脊椎症
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎分離症・すべり症
  • 脊椎圧迫骨折
  • 脊髄症・神経根症

診療実績

術式件数
合計246
骨折観血的手術(大腿)35
関節鏡下半月板縫合術30
関節鏡下靱帯断裂形成手術(十字靱帯)20
人工骨頭挿入術(股)16
創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの(長径5センチメートル未満))15
腱鞘切開術(関節鏡下によるものを含む)(指)8
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(下腿)8
手根管開放手術7
四肢切断術(指(手、足))6
骨折観血的手術(下腿)5
四肢切断術(下腿)5
四肢切断術(大腿)5
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの(長径5センチメートル以上10センチメートル未満))4
骨折観血的手術(上腕)4
人工関節置換術(膝)4
超音波骨折治療法(一連につき)3
人工関節置換術(股)3
多指症手術(軟部形成のみのもの)3
合指症手術(骨関節、腱の形成を要するもの)3
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの(長径10センチメートル以上)(その他のもの))2
創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの(長径5センチメートル以上10センチメートル未満))2
腱鞘切開術(関節鏡下によるものを含む)2
腱剥離術(関節鏡下によるものを含む)(指)2
アキレス腱断裂手術2
腱移植術(人工腱形成術を含む)(指(手、足))2
骨折非観血的整復術(前腕)2
骨折観血的手術(前腕)2
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(大腿)2
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(鎖骨)2
骨部分切除術(膝蓋骨)2
関節鏡下関節鼠摘出手術(膝)2
神経移行術2
創傷処理(筋肉、臓器に達するもの(長径5センチメートル未満))1
創傷処理(筋肉、臓器に達しないもの(長径10センチメートル以上))1
皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2センチメートル未満)1
四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹)1
四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(手)1
腱滑膜切除術1
腱移行術(指(手、足))1
骨折非観血的整復術(上腕)1
骨折非観血的整復術(手)1
骨折観血的手術(鎖骨)1
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(上腕)1
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕)1
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(手)1
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(足)1
骨内異物(挿入物を含む。)除去術(膝蓋骨)1
骨切り術(下腿)1
偽関節手術(足)1
偽関節手術(膝蓋骨)1
骨移植術(軟骨移植術を含む)(自家骨移植)1
関節脱臼非観血的整復術(肩)1
関節脱臼非観血的整復術(股)1
関節脱臼非観血的整復術(膝)1
関節脱臼非観血的整復術(指(手、足))1
関節鼠摘出手術(足)1
関節鏡下関節鼠摘出手術(足)1
関節鏡下関節鼠摘出手術(肘)1
関節鏡下半月板切除術1
半月板縫合術1
関節内骨折観血的手術(股)1
関節内骨折観血的手術(膝)1
関節鏡下靱帯断裂縫合術(膝側副靱帯)1
靱帯断裂縫合術(その他の靱帯)1
靱帯断裂形成手術(その他の靱帯)1
関節形成手術(手)1
経皮的椎体形成術1
神経剥離術(その他のもの)1

スタッフ紹介

矢野浩明医師

整形外科 診療科部長

矢野 浩明(やの ひろあき)

専門分野 整形外科
専門医・認定医 日本整形外科学会:整形外科専門医、スポーツ認定医、リウマチ認定医、運動器リハビリテーション認定医
日本リウマチ学会:リウマチ専門医
日本体育協会公認スポーツドクター
所属学会 日本整形外科学会
日本手外科学会
日本小児整形外科学会
日本リウマチ学会
黒木智文医師

整形外科

黒木 智文(くろき ともふみ)

専門分野 整形外科
専門医・認定医 日本整形外科学会:認定脊髄脊椎病医・専門医
所属学会 日本整形外科学会
日本脊椎脊髄病学会
日本側彎症学会
西日本脊椎研究会
西日本整形・災害外科学会
神谷俊樹医師

整形外科

神谷 俊樹(かみや としき)

専門分野 整形外科
専門医・認定医 日本医師会:認定健康スポーツ医
所属学会 日本医師会
日本整形外科学会
日本骨折治療学会
西日本整形・災害外科学会

外来担当医師

1階外来 2・3・5診察室

午前

矢野 浩明

神谷 俊樹

手術

矢野 浩明

神谷 俊樹

矢野 浩明

神谷 俊樹

矢野 浩明

神谷 俊樹

午後

スポーツ外来

手術

スポーツ外来

手術

  • スポーツ外来は完全予約制です。

受付・診療時間

初診の場合

再診の場合