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PET/CTセンター

PET診断の概要

PET(Positron Emission Tomography)は、放射線を出す物質を用いて検査します。放射性物質を静脈から注射したり、気体として吸い込むことで体内に取り入れ、それが体のなかを移動して、脳や心臓など体内に集まる様子を放射線量から検出し、コンピュータで処理して画像として表します。現在は放射性物質を含んだ薬剤を静脈より注射する方法が一般的に用いられています。

エックス線CTやMRIが、組織の形状から病気の部位を示すのに対し、PETは細胞などの活動(代謝)情報を画像化して病気の原因や病状を診断する検査法です。「ポジトロン断層撮影」「ポジトロンCT」などとも呼ばれています。

PETは全身の画像を一度に撮像できる上、エックス線CTのように、体を輪切りにした断層画像を得ることもでき、微小のがんの発見に威力を発揮します。

PET診断の特徴

PETの最大の特徴は、全身を30分程度の短時間で検査できることです。今までの健康診断では、脳ドックでは脳だけ、胸部エックス線では肺だけというように、それぞれの臓器を一つひとつ検査していました。

しかし病気は身体のどの臓器にでも起こる可能性があり、検査した場所以外に病変があれば見落としてしまう危険性があります。

ところが、PETでは一度に全身を撮像できるので、がんの転移など、異常が体のどこにあるか事前にわからない時でも、発見される可能性が高くなるのです。

がんの種類にもよりますが、エックス線CTやMRIでは発見できない微小のがん(10mm以上)を見つけることも可能です。PETはがんの早期発見に威力を発揮します。

また、アルツハイマー型認知症、心筋疾患などにも有用性が示されています。

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